なにごとも 継続

博士課程での研究や思ったこと、作業記録、などなど自由に書いていくつもりです

Docker-toolboxインストール

Docker-toolbox導入

新しい機械の導入の時のためにメモしておきます。

windows10ではdockerをそのまま入れられないので、docker-toolboxを使って導入する。
導入の解説記事を元に行っていく。
以前、Docker超入門で勉強したので、実際にインストールする。

yayaya-science.hatenablog.com

ほかに調べたところでは、
Windows環境にDocker Toolboxをインストールする
も参考にしています。むしろこっちメイン。

 対象

Windows10 Home 64bit
home以外はDockerが動くため、Homeのみ。

CPUの仮想化を有効にする、という記述がある
がしかし、BIOSで変更が必要らしい。正直面倒ですね。
仮想化の有効について調べると、Hyper-V関連の記述が多いので、とりあえず関係ないと考えて進めました。

(追記)
結果的には関係あったので、仮想化は有効にした方がいいです。

インストール

GitHub | docker / toolbox内のDockerToolbox-19.03.1.exeをダウンロードする。
200MBあるのでしばらく待ちます。
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インストールして実行後、図のようにNDISS driverのチェックを入れる。
f:id:yayaya_science:20200517223940p:plain

途中、oracle corporationネットワークアダプターのインスト―ル許可画面が来るが、VirtualBoxのセット割賦に必要なので許可する。

インストール完了
f:id:yayaya_science:20200517224128p:plain

Oracle VM VirtualBoxを実行する。

 Windows might ask for the permission to create a network adapter. Sometimes, such confirmation window is minimized in the taskbar

でしばらく止まって不安だったが、動いた。
と思ったら、エラー
f:id:yayaya_science:20200517224130p:plain

VisualBoxのバグらしいので、アップデートを確認した。
ver6.0.20を入れた。

f:id:yayaya_science:20200517224140p:plain やはり仮想環境をonにする必要があるようだ。 素直に入れればよかった。

 仮想環境のオン

レノボのサポートページで方法を見つけた。 * 電源をonにして、F1キーを押す。 * securityタブを開く * 「intel VTT」または「intel VT-d」を有効にする

intelVTは、seculityタブではなくて、config?のタブ内で見つけた。 windows高速スタートアップのためにF1キーではBIOSに入れなかった。 なので次の手順で設定した。

設定→更新とセキュリティ→回復→今すぐ再起動  

再起動後のメニューで、
トラブルシューティング→詳細オプション→UEFIファームウェア設定

なお通常はF2キーでBIOSに入れるらしいです。
企業によっていろいろ異なるらしい。

docker toolboxの起動

[f:id:yayaya_science:20200517224148p:plain]

成功した!
そういえばなんで鯨なんでしょうね。

$ docker --version
Docker version 19.03.1, build 74b1e89e8a

pathも通っていることが確認できました。
起動したコマンドラインだけでなくpowershellでも通ったので、バックグラウンドで動いているのかもしれない。
ローカルPCの実行環境はdocker-machine lsで確かめられる。

NAME      ACTIVE   DRIVER       STATE     URL                   SWARM   DOCKER     ERRORS
default   *        virtualbox   Running   tcp://192.168.99.100:2376             v19.03.5

Virtualboxで駆動しているdefaultマシンと一致している。

Docker Quickstart Terminalを起動することで、VB仮想マシンが順に起動するそうです。

Dockerイメージ

dockerのイメージは、公式のイメージ保管レジストリDockerHubがあるらしい。
gitと同様にpullでイメージを取得する。コマンドは次のもの。

docker image pull {image名:Tag}

Tagは省略可能。その場合は最新のものを取得する。

docker image lsで、現在持っているイメージ一覧を表示可能。

Dockerイメージの実行

docker container run {image名} で実行可能。
するとコンテナの作成と起動がされる。 イメージを実行することで、仮想環境上に「コンテナ」ができる。
前回のブログを読み返そう。

docker container ls -a

このコマンドで、存在しているコンテナがいくつあるか確かめられる。
-aオプションは停止しているコンテナも表示する。

コンテナの削除

docker container rm {container-id}or{container-name} で削除可能。

 仮想マシンの止め方

やはりバックエンドで動いていた。止め方は次の手順。
1. docker container lsで動作中のコンテナがないか確認する
2. 動作中のコンテナはdocker container stop {CONTAINER ID}で止める
2. docker-machine lsで動作中の仮想マシンを確認する
3. docker-machine stopを実行する

これで停止できる。

まとめ

docker toolboxのインストールを行いました。
一度停止させた仮想環境内でもdockerイメージは消えずに残っていたので、いちいちpullしなくてよさそう。

dockerは開発環境の更新が早いので適宜確認するとよいらしい。
あと、コマンドの体系が変わったらしく新旧の早見表があった。
混ぜて使っている人が多いが、初心者なので「新」で書いていきます。

環境をゲットしたので、もっと超入門がわかるようになるだろう。

更なる参考には
* [図解]Dockerの全体像を理解する

次はDjangoのインストールなど。