Docker-toolboxインストール
Docker-toolbox導入
新しい機械の導入の時のためにメモしておきます。
windows10ではdockerをそのまま入れられないので、docker-toolboxを使って導入する。
導入の解説記事を元に行っていく。
以前、Docker超入門で勉強したので、実際にインストールする。
ほかに調べたところでは、
Windows環境にDocker Toolboxをインストールする
も参考にしています。むしろこっちメイン。
対象
Windows10 Home 64bit
home以外はDockerが動くため、Homeのみ。
CPUの仮想化を有効にする、という記述がある
がしかし、BIOSで変更が必要らしい。正直面倒ですね。
仮想化の有効について調べると、Hyper-V関連の記述が多いので、とりあえず関係ないと考えて進めました。
(追記)
結果的には関係あったので、仮想化は有効にした方がいいです。
インストール
GitHub | docker / toolbox内のDockerToolbox-19.03.1.exe
をダウンロードする。
200MBあるのでしばらく待ちます。
:
:
:
インストールして実行後、図のようにNDISS driverのチェックを入れる。
途中、oracle corporationネットワークアダプターのインスト―ル許可画面が来るが、VirtualBoxのセット割賦に必要なので許可する。
インストール完了
Oracle VM VirtualBoxを実行する。
Windows might ask for the permission to create a network adapter. Sometimes, such confirmation window is minimized in the taskbar
でしばらく止まって不安だったが、動いた。
と思ったら、エラー
VisualBoxのバグらしいので、アップデートを確認した。
ver6.0.20を入れた。
やはり仮想環境をonにする必要があるようだ。 素直に入れればよかった。
仮想環境のオン
レノボのサポートページで方法を見つけた。
* 電源をonにして、F1
キーを押す。
* securityタブを開く
* 「intel VTT」または「intel VT-d」を有効にする
intelVTは、seculityタブではなくて、config?のタブ内で見つけた。 windows高速スタートアップのためにF1キーではBIOSに入れなかった。 なので次の手順で設定した。
設定→更新とセキュリティ→回復→今すぐ再起動
再起動後のメニューで、
トラブルシューティング→詳細オプション→UEFIファームウェア設定
なお通常はF2キーでBIOSに入れるらしいです。
企業によっていろいろ異なるらしい。
docker toolboxの起動
[f:id:yayaya_science:20200517224148p:plain]
成功した!
そういえばなんで鯨なんでしょうね。
$ docker --version Docker version 19.03.1, build 74b1e89e8a
pathも通っていることが確認できました。
起動したコマンドラインだけでなくpowershellでも通ったので、バックグラウンドで動いているのかもしれない。
ローカルPCの実行環境はdocker-machine ls
で確かめられる。
NAME ACTIVE DRIVER STATE URL SWARM DOCKER ERRORS default * virtualbox Running tcp://192.168.99.100:2376 v19.03.5
Virtualboxで駆動しているdefaultマシンと一致している。
Docker Quickstart Terminalを起動することで、VBと仮想マシンが順に起動するそうです。
Dockerイメージ
dockerのイメージは、公式のイメージ保管レジストリDockerHubがあるらしい。
gitと同様にpull
でイメージを取得する。コマンドは次のもの。
docker image pull {image名:Tag}
Tagは省略可能。その場合は最新のものを取得する。
docker image ls
で、現在持っているイメージ一覧を表示可能。
Dockerイメージの実行
docker container run {image名}
で実行可能。
するとコンテナの作成と起動がされる。
イメージを実行することで、仮想環境上に「コンテナ」ができる。
前回のブログを読み返そう。
docker container ls -a
このコマンドで、存在しているコンテナがいくつあるか確かめられる。
-a
オプションは停止しているコンテナも表示する。
コンテナの削除
docker container rm {container-id}or{container-name}
で削除可能。
仮想マシンの止め方
やはりバックエンドで動いていた。止め方は次の手順。
1. docker container ls
で動作中のコンテナがないか確認する
2. 動作中のコンテナはdocker container stop {CONTAINER ID}
で止める
2. docker-machine ls
で動作中の仮想マシンを確認する
3. docker-machine stop
を実行する
これで停止できる。
まとめ
docker toolboxのインストールを行いました。
一度停止させた仮想環境内でもdockerイメージは消えずに残っていたので、いちいちpullしなくてよさそう。
dockerは開発環境の更新が早いので適宜確認するとよいらしい。
あと、コマンドの体系が変わったらしく新旧の早見表があった。
混ぜて使っている人が多いが、初心者なので「新」で書いていきます。
環境をゲットしたので、もっと超入門がわかるようになるだろう。
更なる参考には
* [図解]
Dockerの全体像を理解する
次はDjangoのインストールなど。